キャスター表面保護材
スリーロンジーM-708は、煙突内部のキャスター表面保護材をはじめ、金属・コンクリート構造物等ニおいて高度の耐熱性・耐久性を必要とされる分野で、長期にわたり防食性を発揮します。エアレスによる吹きつけが可能で、キャスター材の凹凸に対して均一な膜厚を形成することができます。また無溶剤型であるため有機溶剤中毒等の労働安全衛生上また引火による火災事故等においての問題が少ない材料であり、ライニング保護材として最適な材料であります。M-708によるキャスターライニング材の保護を施工することによりライニングの延命による補修コスト削減(LCCの低減)とライニング材表層劣化による周辺環境に対する影響等、環境対策に大きく貢献するものと考えております。
2003年より常磐共同火力発電所8号煙突にて4種類の樹脂系耐熱保護材の試験施工を実施し、その中から比較的良好であった耐熱エポキシ樹脂「スリーロンジーM-702」を基本にして耐熱性、施工性のさらなる改良を行い、新しい耐熱エポキシ樹脂系ライニング保護材「スリーロンジーM-708」を開発いたしました。