スリーボンドユニコム株式会社

施工事例・仕様・施工フロー

施工事例

福岡市の「比恵9号幹線築造工事」で外径φ6150の泥土圧式シールド工法による工事です。本工区は曲線半径20m、30m、40mの急曲線を含む工事で、R=40mを掘進中にEバッグ工法を実施しました。

Eバッグ

仕様

急曲線でセグメント幅が短い場合

  1. セグメントヤードにてセグメントの外周面に沿って充填用の袋体(Eバッグ)を設置します。また、切羽では通常のセグメントと同様にエレクターで組立てます。
  2. (1番)シールドが前進し裏込注入孔がテールパッキンを抜けた直後に裏込注入材を充填し、セグメント外周にドーナツ状の袋体リングを形成します。裏込注入材は袋内で加圧され、地山に密着してセグメント背面を確実に充填され裏込注入材切羽へのまわり込みテールパッキン位置での散逸を防ぎます。
  3. (2番)次工程でEバッグ間に注入する裏込注入材も前方への流出が防止され、全体形として歩留まりが良い裏込注入が可能となります。

施工フロー

施工フロー